ビル内の「アスベスト被害」を知っていますか
カテゴリ :アスベスト問題
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2005-07-01
BMUニュース 2005年7月号よりアスベスト(石綿)はその耐熱性から建材に多く使われてきました。しかし、それを吸入すると、じん肺や、肺ガン、胸膜・腹膜中皮腫(ガンの一種)などを引き起こすおそれがあります。石綿粉じんを少量吸入しても発生する可能性があり、また吸入してから20年30年以上といった後に発症することもあります。
1970年から1990年までが石綿輸入の最も多かった時期で、この時期の建築物には石綿製品が多く使用されているそうです。私たちが働くビルの中にも、天井裏に吹き付けてあったり、機械室・ボイラー室に吹き付けてある場合があり、劣化により繊維が崩れたり、飛んだりしていると、そのような環境で働く私たちも(特に設備管理の方などは)発症する可能性があります。
ビルメンの方で亡くなった方も
あるホテルでボイラーなど設備管理を長く勤めた方が中皮腫によって亡くなり、労災として認められましたが、ホテルの管理責任を問う裁判を遺族が起こしています。私たちも他人事ではありません。
石綿障害予防規則の施行 7月1日〜
こうした被害を予防するために、石綿障害予防規則が、この7月1日(2005年)から施行されます。ビルの所有者などは、吹き付けられた石綿が損傷、劣化等により、労働者が粉じんにばく露するおそれがあるときは、石綿の除去、封じ込め、囲い込みなどの措置を講じなければならないことになりました。
もし、私たちが働く機械室などで、天井の石綿が風化しているのを見つけたりしたら、建物の所有者に対策を求めることができます。石綿は吹きつけのほか、天井材や床材にも使われていますが、問題になるのは石綿の繊維が浮遊する場合です。
自分が働く現場で心配な点があったらご相談ください。
今回、アスベスト問題については、アスベストセンター(江東区亀戸7−10−1:下町ユニオンの斜向かいのビルです) から資料提供を受けました。
※アスベストセンターとは : 中皮腫・じん肺・アスベスト センターは、アスベスト(石綿)の吸入から約40年たって発症する、悪性胸膜中皮腫・悪性腹膜中皮腫・悪性心膜中皮腫・(アスベスト関連)肺癌・石綿肺(アスベスト肺)のご本人やご家族の全国的相談窓口として、環境へのアスベスト(石綿)飛散の全国的相談窓口として、またアスベスト(石綿)の測定・調査・研究団体として、発足した民間の非営利団体です。
中皮腫・じん肺・アスベストセンター へのリンク http://www.asbestos-center.jp/


