次回、第56回ビルメン交流会

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 2008-12-02
次回、第56回ビルメン交流会は、

  12月19日(金) 19時〜

 下町ユニオン事務所で行います

ぜひ参加して下さい。

遙かなるディーセントワーク

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 2008-12-01
下町ユニオンニュース 2008年12月号より

――いけない下請けの悲劇――

「俺の言うことが聞けないならクビだ!」
「こんな所で仕事なんか出来るか!やめてやる!」などと。よくある光景だが私の場合は少し違っていた。もう事前に職場を降ろされる事が決まっていたのだ。私はこの事実を後から知った。
 その日つまらない仕事上の行き違いから「今月末まででクビだ」と所長から言われた。.私も、納得のいく説明もなくこの後の仕事なんか出来ない、帰ります、と話すと唖然とした表情の後、「さっさと帰れ!今日限りでクビだ!」と怒りながら言うので帰り支度をしていると、所長が上司に電話をしている。ドアを開けて出ていこうとしたときに「今日の分は時間分引いておくからな。」と言う。残り1時間あまりだ。最後までつまらないことを言うヤツだなと思いながら何か言うのもむなしく感じ、何も言わずに帰ってしまった。
 下請け孫請けは立場が弱く元請け会社に頭が上がらずいじめられる。今回も実際に平気で「あなたの代わりはいくらでもいる」などと言い放つし、その待遇も当然の如く格差をつけられる。クビにするのも容易なのである。
 私を気にくわないと思った元請けの所長は既に前もって今月末で引上げるよう私方の担当営業に伝えてあって、その営業は私には何も話してくれてはいなかったのだ。元請けの言う理由も、通勤に着てくる服装が良くない等のばからしく些細な事でしかない。この現場に来る前、あなたなら充分勤まりますよと言っていた下請け会社の担当者は仕事場を失いたくない一心から何も言えず黙って愛想良く振る舞っているばかりだ。全く情けない限りである。
 後日本社に呼ばれ、担当は、以前の現場での事まで持ち出し、腐った現場の事は棚上げにして、私がこのビルメンの職業に向いていないなどと言って辞職を迫る。退職させる理由がはっきりしていないとみるやこれである。この担当は私が給料の事で文句を社長に言ったときに、帰りのエレベーター内で胸ぐらをつかみ脅しをかけてきた人物だ。その日は考えさせてくれと言ってその場をしのいだが、一週間後に返事をすることになり、有給で休んだ。
 当然の事ながら自分から退職するつもりは毛頭無かった。現場の労基法無視や、無理なローテーション、残業不払いなどふざけた事を問題にもせず、文句を言った者にすべての責任をかぶせて退職を迫るなど言語道断であり、とうてい許せるものではない。
 一週間後担当営業にその旨伝えると、上司に相談するといい、連絡を待つように指示された。更にその一週間後会社に呼ばれ、常務から退職条件を伝えられた。一ヶ月間自由に休んで下さい、その間の給料は支払います、とのこと。要はクビではなく、退職勧奨に応じた形で辞めて下さいと言う条件だった。あなたは職場での運が無かったので申し訳ないが、と言うことだった。
 私は小さなこの会社での下請け・孫請けばかり現場にうんざりしていて、それ以上やり合う気持ちが無くなってしまっていてこの条件を呑んだ。この就職難の時代に・・・・。 (s)
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