清掃現場から パート2
カテゴリ :清掃現場から
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2008-02-01
下町ユニオンニュース 2008年2月号より都内のビル清掃現場で20名ほどの仲間たちが粗暴な主任の下で、様々な「痛み」を抱えながら働いている現状を10月号で書いたが、今回はその続きと労働組合の取り組み方を考えてみたい。
―突然に―
12月のある日朝礼で主任が、「来月から、タイムカードの打刻忘れは、たとえ申告しても皆勤手当を付けない」と通告してきた。驚いた私は、「みんな意図的にしているわけではない」と反論したが、強引に通そうとしたので、「文書で出してくれ、それを持って組合として本社と交渉する」と逆通告した。するとしばらくして私の作業場までやってきて「この件は本社の了解は取っていないので取り消す」と言った。
―労働法規や管理者としての心得を知らない現場責任者―
清掃現場とは、顧客のビルで主任(現場責任者)の全管理下での作業であり、責任者の意向や気分、法規の順守度などで大きく対応が違っている。本社の指導も弱く、作業者を恫喝することによって支配し、無理な作業を強いている。不当な扱いや、イジメが起こっても労働組合もなく、表面化する事すら少ない。
―こんな現状どう思いますか?―
清掃現場は朝が早い、実は多くの人が決められた出勤時刻前から働いている。にもかかわらずこの(自身は遅刻が多い!)主任は休み時間を勝手に変更し短くする。みんなが働いている時、パソコンゲームに興じ、寝ころんでテレビを観ている。
弱い立場の人には平気でどなりつける。皆さん!今の時代にこんな事があっていいのでしょうか?
―労働組合は何をしたらいいのか―
ビルのある所には、多くの中高年の清掃労働者が働いている。不当な扱いを受けても、対抗できない場合が多い。平均賃金「手取り13万円程の低賃金」改善の取り組みと共に、もっと基本的人権が当たり前に尊重される職場をつくっていく取り組みをしていくべきだと思う。
清掃労働者の共通の不安や悩みを集約していく取り組みを、どれだけ具体的に、丹念にとりくめるかが、組合員としての私の課題であると思うし、そうした活動を通して、ひとりでも多くの人に労働組合活動に参加してもらいたいと思う。
駅で、デパートで、劇場で、オフィスビルで、清掃労働者は皆さんの近くで働いています。どこかで清掃作業をしている人を見かけたら、下町ユニオンのパンフを渡してください。 by(池)


