ビルメン奮闘記

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 2008-01-01
下町ユニオンニュース 2008年1月号より

新年明けましておめでとうございます。

 雇い止めを撤回させた後、昨年秋から、中小ビル(無人設備監視・機械警備)の巡回点検の部署へ配属になりました。毎日違うビル、二〇棟余りを月一回点検する仕事です。一日で熱源、空調設備、電気、衛生設備全般を点検するという多岐に渡るものです。

一、突然の断水、その原因は?
 多くのビルでは水道水を地下などにある受水槽に貯め、それを屋上の高架水槽にポンプアップして使用しています。前日にそれら貯水槽の清掃を実施した某ビルのテナントであるレストランから「水が突然出なくなった」との緊急連絡が入りました。早速駆けつけて見ると高架水槽の水位がほとんど空でした。制御盤では異常表示も減水警報も発報していませんでした。直ちに揚水ポンプを運転、勢いよく高架水槽に補給水が流れ込みました。水槽内をよく見ると、(水位異常を検知したり揚水ポンプの運転を制御するための)電極棒が二本水槽の底に落ちていました。貯水槽清掃に携わった業者に問い合わせたところ、高圧洗浄機で洗浄している時は異常なかったが、ジョイントの部分は塩素の影響で腐食していたとのこと。たぶん後で脆くなった部分が脱落してしまったものと思われます。

二、点検の盲点を突かれた事故
 貯水槽清掃報告書には水位警報はすべて正常に発報したと記入されていました。しかし発報試験はすべて制御盤で端子の短絡等の方法で行ったとのこと。それでは高架水槽内の電極棒の異常には気がつきません。高架水槽が低水位になっても、揚水ポンプの自動運転信号は送信しないし、水槽が空っぽになっても減水警報は警備会社にも通報されません。
しかし、高架水槽の電極函は風雨に曝されるため、通常防水コーキングが施工されています。従って警報テストのために電極函を開けることは避けるのが普通です。
皆様の会社(現場)ではどのような方法で実施していますか。良い方法があったら教えてください。
ユニオンでの活動が仕事上の技術情報の交換にもなったら、有難いのですが。「労働力商品」としての価値を自ら高める努力も必要だと思います。皆様はどのように考えますか。

 本年も、皆様にとって良い年になりますように。ユニオンの更なる発展のために共にがんばりましょう。
                                                   by三郎
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