ゴミ置き場はマンションの急所
カテゴリ :マンション管理
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2007-04-01
下町ユニオンニュース 2007年4月号よりマンションを買おうという人は、真っ先に、「ゴミ置き場を見せてくれ」と言うべきです。ゴミ置き場は設計上、しわ寄せを最も受けるので、そのマンションの問題点が集約的に現れます。ゴミ置き場を見て分かることは:
1、敷地に無理はないか。
正方形がベストです。長方形の場合は、入口は長い辺にあるべきで、短い辺に入口があるのが最悪です。奥が深いと、入口がゴミでふさがれ、乱雑、不潔になりがちです。
2、不正ゴミに対する対策はあるか(暮らしやすさへの配慮はあるか)。
ゴミを分別しないで出す人間はだいたい入居者全体の2割はいるというのが管理人の実感です。全く分別していないゴミ袋は、内容物を全部出して、やり直しです。
こうした作業で、離婚裁判の準備書面を目にしたことがあります。管理会社は、「ゴミ袋を開けてはいけない」と言っていますが、そこまでやらないと、作業は進みません。不正ゴミを出しにくい仕組みを作る必要があります。例えば:
◎防犯カメラでゴミ置き場の出入りを記録する(最も効果がある)。
◎ゴミ置き場を利用できる時間を制限する。
一方、社会的にもゴミ減量の取り組みが本格化しています。武蔵野市では、資源ゴミは無料、可燃・不燃ゴミは有料とすることで、ゴミの処分量を減らそうとしています。実際、多くの可燃ゴミの半分は紙類で、資源として回収することで減量できます。
国のレベルでは、4月から改正容器包装リサイクル法が施行されます。改正の狙いは、ゴミの量そのものを減らそうとする点にあり、今後、スーパーなど小売店にレジ袋やトレーの使用量削減が義務付けられます。
小売店のレジ袋を規制するだけでなく、マンション管理会社も規制するべきです。ゴミ置き場の広さがそのマンションの規模に対して適正か、どうかは、新築の際にチェックされます。60リットルのペール(ゴミ入れ)を決められた個数だけ実際にゴミ置き場に並べて検査を受けます。ところが、ペールは実際には扱いが面倒だというので、使用していないマンションが多い。ぼくが勤務している日本橋のマンション(50戸)でも、28個のペールが倉庫にしまってあります。ペールを使わず、70リットルのゴミ袋を使って、レジ袋で出されたゴミをまとめています。出されたゴミ袋をさらに大きなゴミ袋に入れるという無駄をやっています。 (by 次郎)


